こんにちは、元就労移行支援員のこーすぴです。就労移行で3年以上働いていた経験があります。
綜合キャリアトラストが運営している「就労移行SAKURA(さくら)」の評判を勝手にレビューをします。
- 就労移行SAKURAを検討してるけど迷ってる人
- 就労移行SAKURAの評判が気になる人
を対象にした記事になります。
就労移行SAKURAの良いところ、悪いことろを客観的に評価していきます。
結論は…
- 長く仕事を続けたい人
- 実務に近い形で通所したい人
- 徐々に通所日数を増やしたい人
- 交通費・昼食を支給して欲しい人
- 大手の就労移行がいい人
詳しく見ていきましょう〜
就労移行SAKURA(さくら)の評判・口コミ・実績はなし
- 良い評判
- 普通
- 悪い評判
SAKURA前橋センター
丁寧な対応をして頂けました。
SAKURA長野南センター
障がい者就労移行支援事業所で障がいがある人が 仕事場のマナーを学べますし、パソコンも学べましクルースタッフがとっても優しく心配事がある時相談にのつてくれますし楽しいです。
SAKURAセンター
SAKURAセンターを利用したきっかけは、自らの力で就職が出来ないかと試行錯誤をしましたが、どれも書類で落ちてしまい、いよいよ自力では無理だぞと感じた事と、自分ひとりでの就職活動では、履歴書の書き方・送付状の書き方などに不安があったからです。
SAKURAセンターでは、まずは一般的な社会で働くことに対する感覚を学び取りました。
特に力を入れたということはなく、とにかくカリキュラムを一つ一つこなしていくことをしっかりとしました。
SAKURAセンター
しばらく仕事から離れていた自分にとっては何がアピールポイントになるんだろうと悩んでしまって落ち込んでしまいなかなか気持ちが前向きになれませんでした。
そんなとき職員の方が励ましてくださってこれまでSAKURAで取り組んできたことや自分の頑張ったことなどを振り返ることができ、就職活動に一歩踏み込むことが出来ました。
面接もとても緊張しましたが、何度も面接前に練習させていただき、面接に行くごとにだんだんと自信を持って参加することが出来る様になりました。
SAKURA新宿センター
職員の方も熱心で雰囲気が良くて、心地好く通えまして早めに就職できました。感謝してます
口コミ募集中です。
データからSAKURA(さくら)を比較
就労移行SAKURA(さくら)のデータを全国平均と比較します。
就職率を比較する
就職率
SAKURA
全国平均
出典:厚生労働省
就職率は公表されておらず、5センター(新宿 / 池袋 / 蒲田 / 杉並 / 早稲田)の1年の就職者数は38人とのことでした。
この数値は就労移行の中では平均的なレベルかと思います。
就職後に長く続けるということを目標にしてるから、慎重に就職活動をされてるのではないでしょうか。
定着率を比較する
定着率(1年)
SAKURA
平均(発達)
平均(知的)
平均(身体)
平均(精神)
出典:厚生労働省
就職後、仕事が続いてる人の割合です。
直近の定着率は100%でやめた人が一人もいないという結果でした。
累計するとやめた方はもちろんいるので、今100%だから自分がデータを傷つけたらどうしようというプレッシャーは必要ありません。
それだけ定着支援がしっかりしてるということですね
就労移行SAKURAの強み、メリット
他社と比較したSAKURAの強みを紹介します。
強み:長期的な就労を目指している
どこの就労移行であってもそうだとは思うのですがSAKURAでは、より重視してるように感じました。
就職することはそんなに難しいことではないですが、長く仕事を続けるのは結構難しかったりしますよね。
さらに身体のこともあって不安や心配があるかと思います。
SAKURAは直近の定着率が100%ということでしっかり定着支援されてることがわかります。
強み:就職先にグループ企業がある
定着率が高い理由の1つが「就職先の選択肢としてグループ企業がある」だと思います。
SAKURAを運営してるのは「綜合キャリアトラスト」。
そのグループ企業にCVT事業というものがあります。障害者が主体で庶務、データ入力業務を行ってるみたいです。
精神障害の方も多いみたいで休憩スペースを設けるなど定着できるような取り組みをしています。
強み:マイペースに進められる
就労移行支援は施設によってはいきなり週4〜5日の利用を求められることがあります。
それは悪く言ってしまえば即戦力のような、すぐに就職できそうな人を選んでるようなものです。一概には言えませんが…。
一方でSAKURAは利用者のペースに合わせて、徐々に通所日数を増やしていくことができます。
まだまだ不安でマイペースに進めていきたいって人にとてもオススメです。
強み:LQプログラム
これは独自のプログラムのようで詳細は不明ですが「教育・評価プログラム」とのことなので仕事の基礎スキルなどの向上に使われてるのかと思います。
ほとんどの方は社会人経験があるとは思いますが、改めて基礎を学ぶと「へぇ〜」ということも結構ありますし、異業種の場合は普通に勉強になります。
例えばパソコンの使い方に自信がないって人も学べるチャンスになります。
就労移行SAKURAの弱み、デメリット
他社と比較したSAKURAの弱みを紹介します。
弱み:交通費、昼食の支給なし
地味に大きいのが交通費と昼食代ですよね。
人によっては週5日通所することになるので交通費や昼食代もバカになりません。
そういった人にはデメリットではありますが一応改善案があります。
- 交通費は自治体から支給してくれる可能性がある
- 障害者手帳があれば交通費助成を使って行く
- 昼食は自炊して持っていく
就労移行支援SAKURAの概要
運営会社 | 株式会社綜合キャリアトラスト |
---|---|
対象地域 | 東京・埼玉・群馬・山梨・長野・富山・新潟・福岡 |
事業所数 (2023年/3月) | 12事業所 |
対象 | 精神・発達・知的・身体 |
就職実績 | 38人(5センター / 年) |
定着率 | 100% |
公式HP | https://socat.jp/sakura_lp2 |
就労移行SAKURAのアクセス・場所
下記は2023年3月の情報になります。今後事業所が追加される可能性があるので詳しくは公式HPをご確認ください。
東京にある事業所
- 早稲田
- 新宿
- 池袋
- 蒲田
- 杉並(中野)
埼玉にある事業所
- わらび
群馬にある事業所
- 前橋
新潟にある事業所
- 新潟
- 新潟NEXT(古町)
長野にある事業所
- 長野
- 長野南(屋代)
- 松本(村井)
- 松本中央(松本)
- 岡谷
山梨にある事業所
- 山梨(甲府)
富山にある事業所
- 富山
福岡にある事業所
- 福岡天神
よくある質問
- 利用料金はかかる?
- 利用者のほとんどが無料で利用しています。前年度の収入(配偶者含む)で料金が決まります。
- 生活保護受給世帯:0円
- 市町村民税非課税世帯(大体収入300万円以下の世帯):0円
- 市町村民税課税世帯(大体収入600万円以下の世帯):9,300円
- 上記以外:37,200円
- 交通費は支給される?
- SAKURAでは交通費は支給されません。お住まいの自治体によっては就労移行の利用で交通費を支援してくれるところもあるので必ず確認しましょう!
- 昼食は支給される?
- 昼食は支給されません。
- 給料はもらえる?
- 就労移行支援事業所は基本的に給料はもらえません。実習で稀に工賃がもらえる場合もありますが期待はしない方がいいでしょう。
- 障害者手帳がなくても利用できる?
- 主治医の診断書や意見書があれば自治体の判断によっては利用可能です。
- 見学・体験はどんなことをする?
- 見学は概要説明と施設の見学になります。体験は利用者として体験利用ができます。
- 見学・体験は無料?体験後に断れる?
- 見学・体験は全員無料です。見学、体験をした後に正式に通所するかどうか聞かれると思いますが、合わなければもちろん断れます。断りづらいとかも特にないです。
- 送迎はある?
- 送迎はありません
- 利用日数や時間は決まってる?
- 利用者それぞれの状況、体調に合わせて日数を決めていきます
就労移行SAKURA(さくら)が少しでも気になるなら見学を!
結論としては
- 長く仕事を続けたい人
- 実務に近い形で通所したい人
- 徐々に通所日数を増やしたい人
- 交通費・昼食を支給して欲しい人
- 大手の就労移行がいい人
通所できる範囲にあり、少しでも気になるのであれば、ぜひ見学をおすすめします。
こちらから見学の予約が可能です。
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