こんにちは、元就労移行支援員のこーすぴです。
さらぽれではない就労移行で3年以上働いていた経験があります。
「元就労移行支援員が就労移行さらぽれの評判」を勝手にレビューをします。
- さらぽれ(さら就労塾)を検討してるけど迷ってる人
- さらぽれ(さら就労塾)の評判が気になる人
を対象にした記事になります。
さらぽれの良いところ、悪いところを客観的に評価していきます。
結論は…
- 事務職を希望している人
- 就職後も安定して働きたい人
- NPO法人がいい人
- 専門職を希望している人
- 専門の心理的なケアやカウンセリングを求めている人
さらぽれの評判・口コミを集めてみた
- 良い評判
- 普通
- 悪い評判
さらぽれ 池袋
きくところによると歴史のある事業所のようでサイトをみて実績(利用者が就職した企業)など掲載しているのは好感がもてた。
管理者の説明が丁寧でよかった。自分が発達障害当事者なのだが、発達障害利用者が考えた独自の方法を教えてくれたりした。経験・ノウハウがしっかりしているとおもった。
少し残念だったのが支援員の年齢層がやや高かったように感じる。しかし経験豊富なスタッフが揃っているのかもしれない。利用者をサポートする姿勢はしっかいあるとおもう。
事業所が広かったのはよかった。スペースの確保については会社どうこうというより自治体の規則によるらしい。
就職への意識が高いようで、利用者はスラックス着用が原則のよう。(最初は週4利用など最初はゆったりとしたカリキュラムのよう。)しっかりしたところで就職を目指したいという方には向いているかも。その反面、ガッツリ利用したいという方には物足りないのかもしれない。
場所が池袋ということもあってか、支援員も忙しそうな印象を受けた。
さらぽれ公式
人数が少なくてとてもアットホームな雰囲気だったのでこれなら人間関係に苦労せず通えるかもしれないと感じました。職員の方の目も届きやすいだろうと思いました。
あとはNPO法人ということで営利第一主義ではないはず、と考えたところもあります。立地もよく通いやすいし、部屋が広くて過ごしやすそうだと感じたりもしました。
週5日間朝決まった時間に起きて出勤するという習慣を養うのに最適でした。訓練を通して自分の弱点を知ることもできましたので直していこうという気にもなりました。
また就活に関しても具体的なアドバイスや同行支援など自分だけでは到底たどり着けなかったようなことも経験させていただきました。後々経験値として役に立つことがあるのではないかと思います。
さらぽれ公式
実務を用いた訓練を通し、今まで見えていなかった特性理解が進みました。たとえば得意不得意をこれまで明確に言及できなかったのに対し、今では何が得意で、どういった配慮が就労時に必要か説明できるようになりました。
またこれまでは自分の発言や行動を、客観的に省みることに対し消極的(主観的には積極的だが思い込みの部分が大きかった)でしたが、発言と行動に対して最後まで説明責任を果たすなど、誤解を与えない努力をするように変わりました。
さらぽれ公式
丸1年利用して自分でも随分変わったと感じています。 それまでは気楽さが無く、自分の中で抱え込み、考え込むばかりでした。しかし、相談する事、きちんと伝える事で解決する物事が殆どなのだと知る事が出来ました。
現在は「心配性の人というのは集団であれば必ずその中に一人は存在するから、自分は心配ばかりしていないでどうすれば捗るか考えよう」という心持ちに変わっています。
表情も明るくなったと思いますし、なにより気付くと姿勢が良くなっていました。これまでは猫背で見るからに自信のない姿勢だったと思います。
さらぽれ公式
職員との面談で自分の長所短所を、色々と指摘していただき、人は人で自分の持っているスキルも、目指している就職先も、人それぞれ違うのだと気ずき、自分に合ったペースで、課題をクリアして行けば良いのだ、と気づくことが出来ました。
さらぽれ公式
タイピングや文書入力を実施している事で、ミスが減り入力スピードも上がっており日々スキルアップしている実感が持てました。又、同じ「就労」という目標をもっている訓練生との絆が出来た事が良かったです。仕事をする上で指示された事に対して不明点をそのままにせず、自分から報告・連絡・相談する事の重要性を改めて知ることができました。
口コミ募集中
口コミ募集中です。見学、体験、利用なんでも良いので募集しております。
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当メディアのタレコミと公式から引用しています。
口コミが全然足りていないので絶賛募集中です。
採用者にはAmazonギフト券を差し上げています。
さらぽれをデータで比較
就労実績を比較
就職率
されぽれ
全国平均
出典:厚生労働省
さらぽれ就職人数は2019年度で44人。
事業所は5箇所ありますが、1箇所は2019年にできたみたいなので1事業所につき平均11人就職されています。
この数値は大手と変わらない高い数値になります。
定着率を比較
定着率(半年)
されぽれ
平均(発達)
平均(知的)
平均(身体)
平均(精神)
出典:厚生労働省
定着率は2018年度の数値です。
これは非常に高い数値ですね。
就職してもすぐ辞めてしまっては意味がないので職場定着率が高いのは超重要ポイントです。
さらぽれの強み・メリット
他社と比較したさらぽれの強みは何なのか紹介します。
強み1:上場企業の事務職への就職に強い
就労移行で気になるのが就職先。
さらぽれでは、就職先の約8割が上場企業の事務職となっているようです。
大手だから良いわけではないですが受け入れ体制が整備されているところは多くなってます。
また、大手企業になれば事務職のバリエーションも豊富なため、自身の適正に合った職務で力を発揮できるかも。
- 障害者雇用経験が豊富
- 同じ雇用枠で働く同僚がいる
- 受け入れ体制が整っている
- 部署が大きいため、職務が幅広い
されぽれは事務スキル獲得のノウハウがしっかりしていそうですね。
強み2:一般就労経験者のスタッフ多数
スタッフの約9割が一般就労経験者というのも特徴的。
職員が「福祉経験豊富ではあるがゆえに一般企業の考えを実体験では知らない」というのは意外に多いもの。
みんな福祉出身という事業所も…
その点、さらぽれのスタッフは過去に一般企業でキャリアを積まれてきたこともあり、就職先で重要な点も把握しています。
就職訓練や就労現場で課題となることなど、経験者だから伝えられるものがあります。
これは就職をしていくうえで非常に大きなメリットになりますね。
- 企業の考え方とズレが無い
- 企業が求める人材や能力を把握している
- 就労現場で求められること、問題となることの実例を知っている
- 企業内での振る舞いを理解している
さらぽれの弱み・デメリット
他社と比較したさらぽれの弱みを紹介します。
弱み:福祉経験者や資格保持者がほとんどいない
スタッフの約9割が一般就労からの人材のため、必然的に福祉経験者は少なくなります。
また、心理職などの専門資格保持者が少ないため、障害や病気に対しての専門的な対応は弱くなってしまうかも。
- 全般的な福祉サービスに明るくない
- 精神面でのケアが不足
- 病気や障害面での対応が一般的な対応になりがち
心理面での支援を必要とする場合は、主治医など他の場所に求めた方が良さそうです。
どんなプログラムをしてる?
実際にさらぽれではどんなプログラムが組まれてるか見てみましょう。
就労継続の為の構造的なカリキュラム
通所1日目~職場定着に至るまで、構造的なカリキュラムが組まれます。
仕事の基礎力を土台にし、最終的には安心して任せられる業務能力を身に付けられます。
そうしたスキルを獲得するため、カリキュラムが1ステージずつ定められています。
- プレ基礎コース:生活リズムと体力づくり(週2~4日/1ヶ月~)
- 基礎コース:仕事の基礎力週4日/3ヶ月+週5日/1ヶ月)
- 就職準備コース/就労活動:任せて安心の業務能力(週5日/最大1年8ヶ月)
- 職場定着支援:継続してこそ価値がある
道すじが作られてるとやりやすいですね。
各コースの内容
各コースの内容を見ていきましょう。
- WordやExcelでの文字入力
- タイピング練習
- ラベルシール作成
- シュレッダー作業
- ファイリング
- 封筒作成
プレ基礎コースは生活リズムの安定および通所・就労に必要な体力の向上を目的としたコースで、初歩的なパソコン操作と事務補助や軽作業を行っています。
- パソコン
- ビジネス基礎研修
- グループ学習
- 専門技術
基礎コースは仕事の基礎力を身に付けることを目的としたコースで、パソコン以外にも仕事をするうえで必要な考え方、スキル、グループワークなどを体感、理解して実践できるようにします。
- 職員や利用者のタイムカード管理
- 仕出し弁当注文や弁当代金管理業務
- 業務マニュアル作成
- 面接会の案内状作成
- 消耗品在庫確認と注文
- パンフレット作成
- 紙媒体のデジタルデータ化
- 電話対応
- OA機器全般の躁さ
- メール便の手配
就職準備コースは報連相を徹底し、任せても安心な状態になることを目的としたコースです。
- 訪問面談
- 事業所に来所して相談
- メールや電話相談
就労前に様々な訓練を行っていきますが、就労後に直面する問題もあります。
そんなときに職場定着支援を利用します。
されぽれは定着率が高いので、しっかり相談に乗ってくれそうですね。
さらぽれの詳細データ
運営法人 | 特定非営利活動法人 さらプロジェクト |
---|---|
対象地域 | 東京(千歳台・下北沢・池袋・秋葉原)、神奈川(横浜) |
事業所数 (2020年/6月) | 5事業所 |
対象 | 身体・知的・発達・精神 |
就職数 | 44名(2019年) |
定着率 | 96%(2018年) |
公式HP | https://sarapore.jp/ |
【まとめ】さらぽれに向いてる人、向いてない人
以上をふまえて、さらぽれに向いてる人、向いてない人を私目線でまとめます。
- 事務職を希望している人
- 就職後も安定して働きたい人
- NPO法人がいい人
- 専門職を希望している人
- 専門の心理的なケアやカウンセリングを求めている人
あとはスタッフとの相性が大切なので見学、体験をして判断しましょう。
コメント
5か所目は2019年7月に出来ているので就職人数実質4か所では?
情報提供ありがとうございます!
記事修正いたします!
さらぽれって、講師の当たり外れが多いかな。エンジニア資格やパソコンのインストラクターの資格持ってて、ちゃんと教えてくれる人もいるけど、私の場合は講師がハズレでしたね。5月の涼しい季節にエアコンガンガンつけて私、風邪ひいて38℃も熱が出たし、あんな授業受けても意味ない気がする。結構あそこもドロドロしてるし、嫌になって辞めてく人がほとんど。きついと思う。就労決まってく奴はたいがい高学歴で若い奴ばっかりだしさ。はっきり言って難しいんじゃない。今度、世田谷区の藍工房も取り上げて欲しい。
さらぽれの職員って、けっこう生徒の悪口言ってるんですよ。「あいつは働く気がない」とか、「あいつは訓練なのに、一丁前に働いた気になってる」とか、そんな悪口さんざん聞かされたもんね。
就労、就労って言ってもさ。生活保護の人もいるんだよね。生活保護の人は就労しても生活保護で切られちゃう。生活保護の場合は、就労に意欲的になれないよね。
パソコンが好きで、使い慣れてる人とパソコン触ったこともなくて全然できない生徒とかいて、パソコンできない人が講師に聞きづらい事をパソコンできる生徒に聞きがち。そうすると、パソコンできる生徒のほうから「なんで私が教えなきゃならないの?私だっていっぱいいっぱいなのに、ものすごく負担です」みたいな事になっちゃう。そうなると、生徒同士の人間関係がぎくしゃくしたなんてこともあったな。講師が気難しかったり、すぐ怒るようなタイプだと質問しづらいからね。まあ、講師のせいだね。
さらぽれで就労した人いるけど、話聞いたら「仕事全然与えてもらえない」って毎日机にじっと座ってるだけだって言ってた。なんか切なくなった。
就労したいから通ってるけど、職場が汐留とか田町とか、東京都庁みたいな所はビビるからやめて欲しい。大企業なんて身分不相応な所では働けないんじゃないかしら?
現在進行形ですかモラハラとか普通にあります。訓練でミスした際に追い打ちかけるようなこと言われたりなど、、、また優しい職員もいますがごく一部の人だけです。
体験の方などには態度が一変し異常に優しくなります。なので通所する際にはお気をつけください。
授業中に質問しても「さっきそれ言いましたよね?」とか毎回言われてたんですよ。あれむかつく。