こんにちは、元就労移行支援員のこーすぴです。
就労移行で3年以上働いていた経験があります。
大手パーソルグループのミラトレを元就労移行支援員が勝手にレビューします!
- ミラトレを検討してるけど迷ってる人
- ミラトレの評判が気になる人
このような方に向けて紹介していきます。ご参考にしてください。
結論は…
- なるべく早めに就職したい人
- 就職率を重視してる人
- 求人情報をたくさん知りたい人
- 専門資格を持つスタッフがいて欲しい人
- 専門スキルを学びたい人
- 定着率を重視してる人
ミラトレの評判・口コミを集めて見た
- 良い評判
- 普通
- 悪い評判
見学者|ミラトレ川越
大企業だけあり対応がかなりよかった。エレベーターであがったところ支援員の方が出迎えてくれたのは好印象。コロナの時期にうがい薬を注いでくれたのは嬉しかったです。
すぐに就職させる目的の場所ではないため、不安だと伝えると家族に説明してくれると話してくれました。(もちろん利用が決まった場合)
就職後のサポートについてもしパワハラなどあった場合、支援員に話せば会社にかけあってくれると話してくれました。頼りがいのある印象。
ただ、説明してくれた管理者の方がちょっとキャラが強めというか…相性が合うかどうかちょっと心配でした。(親身になってくれるとはおもいます。)
大手リクルート会社との連携もあり強みといえそう。
見学者|ミラトレ藤沢
名前を変更する前、パーソルチャレンジだった頃に見学に行ったことがある。スタッフの質が高く、他の就労移行支援事業所ではあまり持っていない資格を持っている人もいた。また、特定の障害のみに特化しているわけでは無く身体知的精神(&発達)を全て受け入れているみたいで、その就職率も高いらしい。私が聞いた話では利用者の8割以上は就職できたみたいだ。
ミラトレ上野
スタッフも親切だし、プログラムもたのしい。通っている人もいい人ばかり
50代 女性
事務職を希望していますが、PCが苦手でこれまで使うことを避けてきました。ミラトレではPCを一からトレーニングしなおし、タイピングやエクセルの入力作業をできる限り毎日練習しています。分からない場合は支援員の方にすぐに聞くことができるので安心です。当初よりスキルがついたと実感しています。
20代 女性
電話でも緊張しなくなりました。すぐに緊張してしまうところがありましたが、メンタル講座で「緊張をワクワクに変える」と教えていただきました。通所当初は朝起きられず、電話連絡すら緊張してできませんでしたが、今では電話にも慣れて伝えたい事をしっかり伝えられるようになったと思います。人の意見やアドバイスも積極的に聞けるようになりました。
30代 男性
疑似就労を通じ、自分の適性を発見。前職での失敗から自信を失っていましたが、疑似就労を行ううちに自分の適性が見えてきました。トレーニングでの成功体験や、スタッフ・利用者の方々から褒めてもらったことも、自信の回復につながったと思います。今は前職とは大きく異なる仕事をしていますが、挑戦する気持ちになれたのはミラトレのおかげです。
20代 男性
これまでは自分から誰かに声をかけたり、人の輪に入ったりすることができませんでした。ミラトレでは積極的にグループワークに参加するようにして、最初は支援員の方とペアを組み、徐々に他の利用者さんと関われるようトレーニング。チームではたらく面白さに気づき、リーダーを経験することではたらく自信も芽生えました。
ミラトレ大井町
とても丁寧です。
30代 男性
ミラトレでは、仕事の優先順位のつけ方や報連相などのコミュニケーション、仕事への取り組み方をトレーニングしています。頼まれごとを断るのが苦手で、何でも自分で最後まで抱え込んでしまうところがありましたが、適切な断り方や相談の仕方が身に付いたことで、無理をせず頑張れるようになりました。
30代 男性
自分一人での転職活動に限界を感じ、ミラトレを利用しました。人と話すことが苦手でしたが、グループワークや疑似就労がトレーニングになり、コミュニケーション能力が上がってきたと実感しています。また、身だしなみを含め生活面も改善することができました。
ミラトレ荻窪
体験して感じたことですが全く緊張感がない。就業について真面目に考えているのか疑問。服装からしておかしい。短パン、サンダルで来る者もいてそれに対してスタッフは指摘しない。過去に就業経験がある方は辞めた方が良い、意気消沈してしまいますよ。
当メディアへのタレコミ、公式、Googleの口コミを引用しています。
見学、体験、利用の口コミを募集しております。
データからみるミラトレ
ミラトレのデータを全国平均と比較します。
就職率を比較する
就職率
ミラトレ
全国平均
出典:厚生労働省
就職率に関してはNo.1なのではないかと思える数値。
ほぼ全員が就職できてるということになります。
さすが人材系大手パーソルグループ
定着率を比較する
定着率(半年)
ミラトレ
平均(発達)
平均(知的)
平均(身体)
平均(精神)
出典:厚生労働省
就職後半年仕事が続いてる人の割合です。
ミラトレは8割で他の就労移行と比較するとちょっと低めの数値です。
とはいえ、80%は全国平均と比較すれば十分に高いので支援はしっかりされてると思われます。
今後、上がっていくと予想しています
ミラトレの利用者傾向
利用者のデータを見てみましょう。
手帳割合
- 精神:75%
- 知的:12%
- 身体:11%
- 未取得:2%
精神障害、発達障害の方が多いみたいです。
精神障害者の内訳
発達障害者の方が4分の1を占めています。
利用者年齢・性別割合
- 10代:5%
- 20代:32%
- 30代:35%
- 40代:21%
- 50代:7%
- 10代:13%
- 20代:21%
- 30代:15%
- 40代:33%
- 50代:10%
男性は30代、女性は40代の割合が一番多いみたいです。
就職までの通所日数
- 半年〜1年:35%
- 半年未満:33%
- 1年〜1年半:17%
- 1年半〜2年:10%
- 2年以上:4%
- その他:1%
他の就労移行と比較するとかなり早いです。
早めに就職をしたい人には良いですね。
利用者の就職先
限定した職種ではなく、幅広い職種に就職されています。
業種別の就職先
- サービス
- 医療・福祉
- 運輸・郵便
- 卸売・小売
- 学術研究・専門技術
- 教育・学習支援
- 建設
- 公務
- 宿泊・飲食サービス
- 情報通信
- 生活関連・娯楽
- 独立行政法人
- 不動産・物品賃貸
職業別の就職先
- 事務
- 軽作業
- サービス
- 技術系
- 販売
- 接客業
就職のノウハウは業界No.1!就職率98%は破格な数値
先ほど言った通り、ミラトレの全体の就職率は98%でめちゃくちゃ高いです。
これはほとんどの人がミラトレを通して就職に成功しているということ。
「就労移行支援だから当たり前では?」と思う人もいるかもしれませんが平成28年の厚生労働省のデータによると就労移行全体の29.7%は就労実績が0人という事実。
それと比較すると破格の数字だということがわかります。
なぜこんなに就職率が高いのか考えてみました。
高い理由:就職・転職に強いパーソルが運営してる
パーソルは就職・転職のサービスを数多く運営している企業です。
最近はCMなどで見かけるようになりましたがパーソルという名前自体はそこまで有名ではないかもしれません。
ただ、サービス名を聞くと「あ、知ってる!」というものばかりです。
例えば…
- doda
- テンプスタッフ
- an
などです。
他にも数多くの就職系のサービスを展開しています。
出典:パーソルグループ
出典:パーソルグループ
出典:パーソルグループ
ほとんどが就職に関するサービスなので、これだけやっていれば就職に関するノウハウは計り知れないでしょう。
高い理由:障害者向けの人材紹介サービスを行なっている
パーソルは就労移行支援のほかにも障害者向けに人材紹介サービス「dodaチャレンジ」も行なっています。
dodaチャレンジは2009年からサービスを行なっているため、障害者雇用に関する知識が十分に備わっています。
- 独自の求人情報を持っている
- 就職・転職のノウハウに強い
- 転職エージェントと連携が取れる
- 障害者雇用への理解がより強い
元就労移行支援員が思うミラトレの良いところ
特例子会社であり障害の理解がある
ミラトレはパーソルグループの特例子会社です。
雇った障害者を親会社の雇用率に算入できる障害者の雇用に配慮した子会社のこと
実際に障害を持ってる人を多く雇っているので障害に対する理解があります。
障害といっても身体、知的、精神、発達に分かれており、さらにその中でも様々な種類に分類されるのは皆さんご存知かと思います。
さらに同じ障害を持っていても全く同じということはありません。
就労移行側がそういった障害特性がわかっていると就職にもつながりやすくなります。
- 得意な仕事を見つけやすい
- 仕事を継続させるノウハウを持っている
- プログラムがピンポイントで組まれている
これは他の就労移行にはない強みだと思います。
専門資格を持つスタッフが在籍している
ミラトレは「臨床心理士」や「社会福祉士」などの資格を持つスタッフが在籍しています。
心理系の資格の中でも最も信頼性・知名度が高い。人の心の問題を解決へ導く「心のスペシャリスト」
いわゆるソーシャルワーカー。支援を必要とする人に対して相談を受け、支援を行ったり安心して日常生活を送れるようにする。
専門資格を持つスタッフが在籍してる就労移行はとても少ないです。
「就職に関係ないのでは?」と思いきや実は大きく関係あるんです。
厚生労働省のデータによると、例えば作業療法士の資格を持っている事業所は就職率・定着率が高いというデータが出ています。
その数なんと2倍の就職率。それだけ「心の支え」は重要だということがわかります。
ミラトレのプログラム内容
「普段どんなことしてるの?」と気になると思うのでミラトレのプログラム内容を紹介します。
- 挨拶
- 身だしなみ
- 電話
- 来客対応
- 敬語
- ビジネス文章
- ビジネスコミュニケーション
- ソーシャルスキルトレーニング
- 障害の理解
- ストレスマネジメント
- グループワーク
- レクリエーション
- 自己分析
- 企業研究
- 模擬面接
- 自己PR作成
- 志望動機作成
- 履歴書作成
- 職務経歴書作成
「疑似就労プログラム」では総務部、プレ部、制作部の3つに分かれて実際に仕事をしているかのような体験をするそうです。
何が得意で何が苦手かがよくわかりますね。
他には「メンタルケアのプログラム」といったものもあります。
仕事をする上でメンタルの安定は必要不可欠なので、どのようにコントロールするかプログラムでトレーニングをします。
WordやExcelの講習もあるみたいなので事務職希望でも安心ですね。
就労移行支援ミラトレの概要
運営会社 | パーソルホールディングス株式会社 |
---|---|
対象地域 | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫 |
事業所数 (2020年/5月) | 12事業所 |
対象 | 精神・発達・知的・身体・難病 |
就職率 | 98% |
定着率 (2018年度)※ | 80% |
公式HP | https://challenge.persol-group.co.jp |
※定着率とは就職半年後に仕事を続けられている人の割合です。
ミラトレのアクセス・場所
下記は2020年12月の情報になります。今後事業所が追加される可能性があるので詳しくは公式HPをご確認ください。
東京にある事業所
- 上野
- 大井町
- 三鷹
神奈川にある事業所
- 川崎
- 横浜
- 横浜関内
- 藤沢
千葉にある事業所
- 新松戸
埼玉にある事業所
- さいたま
- 川口
- 川越
大阪にある事業所
- 梅田
兵庫にある事業所
- 尼崎
よくある質問
- 利用料金はかかる?
- ミラトレは9割の利用者が無料で利用しています。前年度の収入(配偶者含む)で料金が決まります。
- 生活保護受給世帯:0円
- 市町村民税非課税世帯(大体収入300万円以下の世帯):0円
- 市町村民税課税世帯(大体収入600万円以下の世帯):9,300円
- 上記以外:37,200円
- 交通費は支給される?
- ミラトレでは交通費が支給されません。お住まいの自治体によっては就労移行の利用で交通費を支援してくれるところもあるので必ず確認しましょう!
- 昼食は支給される?
- ミラトレでは昼食は支給されません。
- 給料はもらえる?
- 就労移行支援事業所は基本的に給料はもらえません。企業実習に行ったときに稀に工賃がもらえる場合もありますが期待はしない方がいいでしょう。
- 障害者手帳がなくても利用できる?
- 主治医の診断書や意見書があれば自治体の判断によっては利用可能です。
- 見学・体験はどんなことをする?
- 見学は概要説明と施設の見学になります。体験は利用者として体験利用ができます。
- 見学・体験は無料?体験後に断れる?
- 見学・体験は全員無料です。見学、体験をした後に正式に通所するかどうか聞かれると思いますが、合わなければもちろん断れます。断りづらいとかも特にないです。
- 複数の就労移行を見学・体験してもいい?
- もちろん可能です。比較するのはとても大事です。
ミラトレが少しでも気になるなら見学を!
結論としては
- なるべく早めに就職したい人
- 就職率を重視してる人
- 求人情報をたくさん知りたい人
- 専門資格を持つスタッフがいて欲しい人
- 専門スキルを学びたい人
- 定着率を重視してる人
事業所が通える範囲にあり、少しでも興味があれば見学・体験をオススメします。
いくら条件が良くても、事業所、スタッフ、他の利用者の雰囲気が合わなければ通い続けるのは難しいです。
見学・体験は気軽にみんなしています。体験してからやめる人ももちろんいます。
見学の申し込みは下記リンク先から行えます。
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