現役フリーランスWebデザイナーで、元就労移行支援員のこーすぴです。
Webデザインが学べる就労移行が増えてきましたね。
- Webデザイナーを目指してる人
- 就労移行を検討してる人
このような方へ向けて、「本当になれるのか?」「なるために何が必要か」「おすすめの就労移行は?」など…
現役Webデザイナーかつ元就労移行支援員が正直に、リアルなことも含めて全てお教えします。
また、Webスキルがしっかり学べる就労移行の見極め方も紹介します。
結論から言うと…
- 関東でおすすめの就労移行は3つ
- ジョブトレ、アーネストキャリア、manaby
- 関東以外は学べる事業所が少ない
- 通所すれば必ずWebデザイナーになれるわけではない
- 未経験でも可能性は十分にある
- ただ完全にスキルを習得するのはほぼ不可能
- 基礎を学ぶ環境としてはめちゃくちゃ良い
Webデザインが学べる就労移行支援事業所一覧
特化型の就労移行が最近増えてきてる印象ありますね。
現状Webデザインが学べる就労移行はどれくらいあるのでしょうか?
調べてみました。
- atGPジョブトレIT・Web:渋谷・秋葉原・船橋
- Kaien(発達障害のみ):東京・神奈川・大阪
- manaby:東京・千葉・神奈川・福島・宮城・兵庫
- フロンティアリンクキャリアセンター
- アクセスジョブ
- ルーツ:東京・神奈川
- アーネストキャリア:東京・福岡
- ココトモカレッジ:名古屋
- スキルアップスマイル:京都
- WithYou:大阪
- アヴェク:大阪
- 未来のかたち:大阪
もっとある気がしますが、とりあえずこれだけ!
他に学べる就労移行があれば教えていただけると助かります。
こんだけ沢山あると「どこが良いのかわからない」ですよね。
では見極めるポイントを紹介します。
Webスキルが学べる就労移行の見極めポイント
見極めポイントは5つあります。
細かく紹介します。
見極めポイント1:特化で行ってるか
就労移行は総合型と特化型にわけられます。
- 総合型:ビジネススキルやコミュニケーション訓練、Office系ソフトなどを学ぶ一般的な就労移行
- 特化型:ITスキルや障害種別に特化してる就労移行
本気でWebデザイナーを目指してる方は必ず特化型を選びましょう。
理由は言うまでもありません。
いろんなことをやってる中の「Webデザインコース」ではレベルが低い可能性が高いです。(絶対とは言いませんが…)
逆に「Webデザイナーに興味はある」程度の人だったら脱線できる総合型がオススメです。
見極めポイント2:ホームページがイケてるか
ホームページがイケてるかどうかは割と重要です。
だっさいホームページ、使いにくいホームページの就労移行にWebデザインが教えられるとは到底思いません。
Webデザインは常にトレンドが変わる移り変わりが激しい業界です。
そんな中、イケてないホームページであればレベルはその程度ということです。
見極めポイント3:Webデザイナーと関われるか
「Webが少し得意なスタッフ」とかではなく…
実際にWebデザイナーとして働いてた人、もしくは現役のWebデザイナーがスタッフとして在籍してる就労移行を選びましょう。
現状、動画学習やeラーニングで学ぶところがほとんどだと思います。
それはそれでOKです。が、それで終わってしまう就労移行はやめましょう。
Webデザイナーの人に質問できる環境、フィードバックがもらえる環境がある就労移行がオススメです。
見極めポイント4:環境は整っているか
Webデザインに必要なものは…
- そこそこ高性能なパソコン
- Adobeソフト(PhotoshopやIllustratorなど)
です。
たったこれだけですが…
例えばOSのバージョンが低い、Adobeソフトのバージョンが低い、たまにあります。
どちらも最新のバージョンを使ってる就労移行を選びましょう。
AdobeソフトはCCです。CC以外を使ってたら絶対やめてくださいね。
デザイナーはMacを使うことが多いのでMacがあれば最高です。たぶんあまりないと思いますが…。
見極めポイント5:Webデザイナーでの就労実績はあるか
これがわかれば最高です。
Webデザイナー、しかも未経験で就労実績があれば期待できますね。
就労実績がない、未経験での就労実績がない就労移行がダメとは言いませんが、実績はわかりやすい目安です。
結局どこの就労移行がいいのか
以上をふまえて、もし自分がWebデザインを学ぶために就労移行を選ぶとしたら以下の3つのいずれかを選びます。
大阪はいいなぁと思える事業所は現状ありません(ごめんなさい)。プログラミング寄りになってしまいますがで選ぶとしたら「未来のかたち」は良いと思いました。
atGPジョブトレIT・Webを選ぶ理由
- 特化型
- スクール実績があるデジハリと提携してる
- ホームページがイケてる=トレンドをわかってる
- 現役Webデザイナーが複数名在籍してる
- インプットだけでなくアウトプットできる環境がある
事業所が2020年11月の段階で「渋谷」、「秋葉原」、「船橋」にしかありません。
また、週4日以上通所可能な方でないと難しいとのことです。
詳しくは下記記事にまとめています。
atGPジョブトレIT・Webのアクセス・場所
東京にある事業所
- 渋谷
- 秋葉原
千葉にある事業所
- 船橋
アーネストキャリアを選ぶ理由
- 特化型
- 就職先を探してくれる
- チャットで質問できる=質問しやすい
- ホームページがオシャレ
- ブログを見ると考えがしっかりしてる
- Macが使えそう(画像を見る限り)
Webのトレンドをしっかり追えてそうな印象を感じました。
東京、福岡にしか事業所がありません。(2020年8月現在)
ブログを見ると、その就労移行の考え方や普段の取り組みがよくわかるのでオススメです。
アーネストキャリアのアクセス・場所
東京にある事業所
- 永山駅前
- 八王子
福岡にある事業所
- 中洲川端駅前
manabyを選ぶ理由
- 特化型
- 実績がある
- 在宅訓練ができる
- 在宅勤務も目指せる
ただ、プログラム内容を見るとIllustratorが書かれてないのがとても気になります。
IllustratorはWebデザイナーにとって必須ソフトの一つなので学べないとなるとちょっと残念です。
他にもWixという、スキルがなくてもWebサイトが作れるソフトを「学ぶ」というのは意味あるのか謎です。
ただ、事業所は比較的多いので通所できる人は多いのではないでしょうか。
詳しくは下記記事にまとめてあります。
manabyのアクセス・場所
東京にある事業所
- 府中
- 駒込
- 八王子
神奈川にある事業所
- 川崎
- 横浜関内
- 横浜長者町
- 鶴見
- 相模原
- 本厚木
千葉にある事業所
- 千葉中央
- 行徳
宮城にある事業所
- 仙台駅前
- 長町駅前
- 泉中央
- 石巻駅
- 古川
福島にある事業所
- 郡山
- 福島
兵庫にある事業所
- 三宮
- 神戸元町
他の就労移行が悪いわけではない
実際に見にいった就労移行は「atGPジョブトレIT・Web」だけなので、他の就労移行はホームページの情報や口コミで判断しています。
ですので、上記3つ以外の就労移行がダメなわけではありません。
実際に自分の目で確かめるのが一番早いと思うので、少しでも気になってる事業所があれば行動しましょう。
未経験からWebデザイナーになれるのか?
ここが気になる人は多いかと思います。
なれるかなれないかで言えば「なれる」可能性がある…といった感じでしょうか。
これは人によるとしか言いようがないんですよね。
- 年齢
- やる気
これらによって変わるかと思います。
年齢は若ければ若い方がいい
年齢は40代以上になると、ちょっと厳しいかもです。
雇う側の気持ちになればわかると思います。
20代の未経験者、40代の未経験者、同時に応募してきたらどちらを採用しますか?
もちろん、スキル、コミュニケーション力など年齢以外で見るポイントはたくさんありますが、年齢は判断するポイントになり得るということです。
でも40代以上の人も諦めるのはまだ早いです。
今は個人で稼げる時代になってきてるので(自分もそう)、スキルさえ身につけてしまえばココナラやクラウドワークスなどで仕事を獲得することも可能です。
結局は本人のやる気次第ってことです。
受け身だと難しいかもしれない
通所するだけでスキルが習得できるわけではありません。
就労移行で学ぶことはあくまでも基礎なので、それを学んだところで仕事がすぐにできるようになるわけではありません。
就労移行で基礎を学びながらやってほしいことは…
- 何か自分でサイトを作ってみる
- 作ったサイトをフィードバックしてもらう
もし、カリキュラムにそういったものがあれば良いんですが、なければ絶対にやってください。
最初はわけわかんないかもしれません。
それでも良いので、調べながら自分の力で作ってみてください。
デザインをIllustrator、Photshop、XDなどを使って作る。
それを元にコーディングを行う。
ここまでやってみましょう。
できたら、必ずフィードバックをもらってください。コードを見てもらう、デザインの評価をしてもらう。
これを繰り返せば、Webデザイナーになれるはず。
まとめ:就労移行はチャンスです
一般的にWebデザイナーのスクールに通うとなると数十万は軽くいきます。
その点、就労移行は無料で通所できる可能性があります。
特化型など、一般のスクールと大差ないところも増えてきてるので、これはチャンスですね。
おすすめの就労移行のホームページはこちらから飛べます。